2020年

2月

12日

宝塚星組 「眩耀の谷/ Ray」

壁の飾りをかえました。
宝塚 星組「眩耀(げんよう)の谷/Ray(レイ)」 2020/2/7-3/9 宝塚大劇場
新トップコンビ、礼真琴さんと舞空瞳さん宝塚大劇場お披露目公演です。 礼さんは歌唱とダンスの技術で大変な定評があります。前トップ紅さん、前々トップ北翔さんの時代からずっと星組を支えてきました。満を持してのトップスター就任です。「眩耀の谷」でソロ歌唱を多く聴かせてくれます。ヒロインの舞空さんも可愛くダンスがうまい、礼さんとお似合いです。
さて新生星組はいぶし銀のスターさんも見逃せません。院長の大好きな愛月ひかるさん(愛称 愛ちゃん)。2番手おめでとうございます!元宙組から専科そして星組へと異動されました。この人には「愛ちゃんにしか出せない味」というのがあって、アクの強い役を演じたら随一です(1)。今回は超悪者の将軍の役を演じます。長身でキザな仕草が似合う、背中で男を表現できるジェンヌさんです。あと花組から組替え、綺城ひか理(あやきひかり)さんも輝いています!スラっと背が高く渋い顔だち。低く通る声の歌ウマさんです。真面目で冷静な人柄をうかがわせるストイックな演技をされます。新星組で注目のジェンヌさんです。
後半のショー”Ray”は新トップ礼さんの名からですね、光のショーとともに礼さんの歌を堪能できます。院長お気に入りは、2番手愛月さんをフィーチャーしたNYの場面、スーツに帽子でカッコイイですね。このシーン、愛月さんと綺城さんダンディ男役二人に娘役・有沙瞳ちゃんの並びが壮観です。
皆様、新しい星組の舞台をぜひご観劇ください。 (院長)

 

(1)愛月さん出演の公演はこちら→ WEST SIDE STORY黒い瞳

 

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2020年

1月

29日

受験数学の話 相加平均≧相乗平均

たまには勉強の話をしましょう。ちあきなおみの「X+Y」の文字を見ていると、高校数学の不等式「相加平均≧相乗平均」を思い出します。
こいつは時として物凄い威力を発揮します。条件さえ揃えば、この式を使うと面倒な計算を回避し瞬時に答えが出せることがあります(1)。うまく使いこなせれば必殺技になりうる、しかしそれに気付けるかどうかが難しい。「コーシー・シュワルツの不等式」も似た性格を持ちます(2)
医学・生物学と違い、学問としての数学は厳密で一貫した論理があって、じっくり考える楽しみと普遍の法則に気付く感動があります。しかし、受験数学となると学問だけでなくギャンブル的要素を帯びるのです。受験数学は時間内に点数をとることが目的の勝負とも言えます。捨て問を判断したり、部分点を拾ったりと、数学の本質と違うところで戦略が必要です。ひとたび計算地獄に陥れば疑心暗鬼に襲われます。「もしかしたらこの解法は間違いではないか?」自分を信じて計算を進めるか、撤退して解きなおすかギリギリの判断を迫られる、メンタル面の強さも必要です。日々計算と問題演習に明け暮れるのは、その恐れに打ち克ち己を信じられるようにならんがためです。また他科に比べ1問の配点が大きいのもギャンブル性を高めます(3)。英語やセンター試験で細かく点を集めても数学1題を落とすと全てがパー。数学1題の解答用紙はA4~B4のだだっ広い白紙、見た目からして配点が高そうです。受験生はたった一枚の答案用紙に人生を懸けています。その辺、バカラやポーカーで一枚のカードに賭けるギャンブラーや一枚のツモ牌に賭ける雀士に通ずるものがあります。白い解答用紙はさながら緑の羅紗です(4)試験場で、相加相乗やコーシー・シュワルツのような大技が使えることに気付きエレガントな解答を書けると、ロイヤルストレートフラッシュか大三元が来たかのような陶酔を感じるわけです。

これが大学で学ぶ学問数学との違いであり、そして受験数学の面白いところです。受験数学を経験した人以外にあの雰囲気を伝えるのは難しいかもしれません。

 

受験生の皆様、二次試験まであと少しです。頑張ってください。あなたの頭上に数学の神様が降りてきますように! (院長)

 

(1)東京大 昭和49年 文・理科第2問、同平成24年 文科第2問
(2)東京大 平成7年 文・理科第1問、大阪大 平成27年 文系第1問、理系第2問、

(3)制限150分で5-6題しか出ません。1題の配点は100点換算で17-20点、東大と京大は6問、阪大は5問でした。阪大は1問あたりの比率が多く、1つ間違えると他科目で取り返せない、1つ余分に解けると大きなアドバンテージ、とギャンブル性が高いです。
(4)カジノテーブルや雀卓は緑の羅紗の布が張られています。

 

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2020年

1月

15日

ちあきなおみのアイドル時代

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い申し上げます。
壁の飾りをかえました。
ちあきなおみ「X+Y=LOVE」昭和45年 作詞:白鳥朝詠、作曲:鈴木淳
フィンガー5の電話を見ていたら、この曲を思い出しました。ジャケット写真の通りです。初期のちあきさんはデビューの「雨に濡れた慕情」はしっとりジャズ風でしたが、3枚目「四つのお願い」、4枚目「モア・モア・ラヴ」、5枚目本曲「X+Y」とお色気アイドル路線だったのです。同時代でいうと奥村チヨ、辺見マリ、山本リンダ系列です。

その後、昭和47年「喝采」、48年「夜間飛行」、49年「円舞曲」など渋い曲で本格派という位置づけになりました。しかしアイドル時代から相当な上手さです、というより元々とびぬけて上手い歌手がレコード会社の方針でアイドル系を歌わされたということですね。この曲なんて歌詞が他愛もないナンセンスで仕方ありませんが、歌声を聴いているだけでだけで耳がスピーカーから離れません。本物の歌唱力を持つちあきさんの歌はどんな楽曲でもすばらしいですね。ぜひ一度ちあきさんの歌をご鑑賞ください。 (院長)

 

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