ちあきなおみのアイドル時代

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い申し上げます。
壁の飾りをかえました。
ちあきなおみ「X+Y=LOVE」昭和45年 作詞:白鳥朝詠、作曲:鈴木淳
フィンガー5の電話を見ていたら、この曲を思い出しました。ジャケット写真の通りです。初期のちあきさんはデビューの「雨に濡れた慕情」はしっとりジャズ風でしたが、3枚目「モア・モア・ラヴ」、4枚目「四つのお願い」、5枚目本曲「X+Y」とお色気アイドル路線だったのです。同時代でいうと奥村チヨ、辺見マリ、山本リンダ系列です。

その後、昭和47年「喝采」、48年「夜間飛行」、49年「円舞曲」など渋い曲で本格派という位置づけになりました。しかしアイドル時代から相当な上手さです、というより元々とびぬけて上手い歌手がレコード会社の方針でアイドル系を歌わされたということですね。この曲なんて歌詞が他愛もないナンセンスで仕方ありませんが、歌声を聴いているだけでだけで耳がスピーカーから離れません。本物の歌唱力を持つちあきさんの歌はどんな楽曲でもすばらしいですね。ぜひ一度ちあきさんの歌をご鑑賞ください。 (2020/01/15 院長)

 

←前の記事「井上忠夫の世界 恋のダイヤル」次の記事「受験数学の話 相加平均≧相乗平均の威力」→最新ブログ記事→

クリニックからのお知らせ