宝塚月組 Welcome to Takarazuka/ピガール狂騒曲

宝塚月組 Welcome to Takarazuka/ピガール狂騒曲

 前半はWelcome to Takarazuka、和物ショーです。日本舞踊のスペシャリスト松本悠里先生が舞います。松本先生は入団から60年以上在籍の大ベテランで宝塚の和物ショーになくてはならない存在。本公演で宝塚を卒業されます。先生の舞を眼に焼き付けてきました。影ソロの歌は月組の名歌手白雪さち花さん、輝いていました。そして日舞といえば96期の春海ゆうさんの舞です。美しい所作に優雅さとキレが抜きんでています。春海さんの扇さばきに見とれています。

 後半の劇が「ピガール狂騒曲」ベルエポックのパリが舞台のミュージカルです。コメディの要素があってとても楽しい劇、そして泣かせるいい話なのです。主役トップ珠城さんは2役演じます。この劇、2番手 月城かなとさん(シャルル役)の演技と歌が素晴らしかった。めきめき実力を上げておられるように思います。劇中歌、月城さんの超ロングトーンが見せ場になっていて客席から拍手がわくのです。舞台と客席の一体感、宝塚大劇場の魅力だなあと思います。

 渋い男役さんの芝居も楽しみです。鳳月杏さんの練られた芝居とアドリブ。輝月ゆうまさんの悪役も堂に入っています、ここでも客席が沸きます。そして月組アイドル暁千星さんのダンスはいつもながら眼をひきますね。風間柚乃さんのコミカルな芝居もおいしすぎる!フィナーレのエトワールは白雪さち花さん、惚れ惚れする歌ですわ。

 若手では和物ショーでデュエットを歌った静音ほたるさんが注目です。105期入団2年目ながら堂々とした歌唱!同期の奏羽美緒さんはショーの和装もパリの少年役どちらもかわいらしいですね。これからが楽しみです。

 ふりかえってみると「目移りしすぎて眼が足りない」ほど見所の多い舞台でした。もう一度見たいと思ってしまう劇ですね。

 チケットはまだ余裕があるようです。いまがチャンスです。あと2週間ほどですが機会がありましたらぜひ月組をご観劇ください。 (院長)

 

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