宝塚宙組「Never Say Goodbye」

壁の飾りをかえました。

宝塚宙組 「Never Say Goodbye」宝塚大劇場2022年2月5日~3月14日

2/5から休演がつづき、2/28にようやく幕が開いた宙組公演です。

2006年宙組公演の再演。1930年代スペイン内戦を舞台にしたミュージカルです。

物語は重いです。コーラスの宙組といわれるだけあり各場面で群集劇とコーラスに感動です。今の宙組は本当に役者と歌手が充実しているなあと感じます。

 主役ジョルジュ役は真風涼帆さん。院長の敬愛する堂々たる男役トップさんです。立っているだけで存在感があります。そしてスーツ姿や仕草もカッコイイんですよね。相手役の潤花さんは、大人の女性役がピタリはまっています。今回の劇作家キャサリン役も自立した女性でまさに適役です。真風さんとの並びがよく合うなあと感じます。組替えして宙組トップになられ大輪の花という印象です。

 芹香斗亜さん、闘牛士が祖国のために闘士になるという情熱の男の役です。ベテラン2番手の渋さで、歌唱力、演技ともにさらに深い!芹香さんという芸を観るだけでも大きな価値があります。桜木みなとさんは久しぶりの悪役です、歌唱も悪役芝居も磨きがかかっています。

 留依蒔世さんが今回も大活躍です。普段は男役ですが今回も女役。女性闘士ラ・パッショナリアを演じます。留依さんは豊かな声量で歌が超絶ウマいことで定評があります。ホールに響き渡る迫力のソロ歌唱です。銃を持ってのダンスもキレキレです。なおフィナーレでも娘役で登場し芹香さんと組んで濃厚な色気あふれるダンスを披露します。留依さんは日頃から色気について研究されているそうなので、ここも見どころです。

 そして若翔りつさんも歌で聴かせてくれます。若翔さんは今回は市長役を演じます。このところ連続でオジサン役が本当に上手です。以前にも書きましたが若翔さんは昔のビデオなどで男役の研究に余念がないそうです。劇では若翔さんから留依さんの歌い継ぎで耳福です。

 瀬戸花まりさんは歌・芝居ともに上手な娘役さん、占い師アニータ役です。瀬戸花さんが美声で歌を奏でながら占う場面、皆が固唾をのんで見守る、緊張感と神秘的な空気に満ちた良いシーンだと思います。これからも宙組の歌唱を引っ張ってくださると思っていましたが今回で退団ということで本当に惜しいです。

 フィナーレも迫力十分です。ムレータ(闘牛士が使うあの布です)を用いた群舞が圧巻です!赤と黒のコントラストが本当に美しい。そしてデュエットダンスで真風・潤コンビのリフトが見られます。最後に潤花さんが銀橋で高難度のポーズを決める、華麗です!

 今回は宝塚大劇場公演がたった2週間になり残念ですが、東京公演もぜひ頑張っていただきたいです。皆様ぜひライブ配信など利用しこの素晴らしい舞台をご覧ください。  (院長)

カテゴリ 宝塚歌劇 

 

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