ビートルズとCTスキャン

壁の飾りをかえました。ビートルズ Ticket to ride/ Yes, it is 1965年 前回と同じ東芝音工です。

右の写真はハウンズフィールド卿(Sir Godfrey Newbold Hounsfield 1919-2004)、 CTスキャンの発明者の一人です。彼は英国Electrical and Musical Industries (EMI)でコンピュータ断層撮影の開発研究を行い、ついに1971年CTスキャンを実用化させました。1979年ノーベル医学生理学賞を受けています。EMIは音楽ファンならご存知の通りビートルズのレコードを出していた会社です。当時EMIはビートルズで稼ぎまくった資金を元にCTの研究開発費に回すことができたと言われています(1)。CTが医療に与えた恩恵は計り知れません。なにしろカラダの中身が見えてしまうのですから!革命的であったことでしょう。このCTの誕生にビートルズが貢献していたのです(2)。なお、日本のCTは、EMIと「音楽で」提携していた東芝が輸入し1975年東京女子医大が導入したのが始まりとされています。

 

参考文献 (1) Oransky I. "Sir Godfrey N. Hounsfield". Lancet. 2004;364:1032.

 世界的医学誌LancetでSir Hounsfieldの追悼記事にCT開発の経緯が掲載されています。

(2) Maizlin ZV1, Vos PM. "Do we really need to thank the Beatles for the financing of the development of the computed tomography scanner?" J Comput Assist Tomogr. 2012;36:161-4

 近年の研究で、CT開発研究費はEMIの6倍以上も英国保健省が出していた、だからCT開発とビートルズは関係ないんじゃないか?という検証があります。でもビートルズの活躍でCTができたと思った方が夢がありますよね。

 

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