貴方知ってる?このベース音「伊勢佐木町ブルース」

壁の飾りをかえました。
伊勢佐木町ブルース 昭和43年 歌:青江三奈、作詞:川内康範、作曲:鈴木庸一

何とかブルース、と名前がついてる曲は多くが偽物ブルースですが、「伊勢佐木町ブルース」は本物のブルーズなんですね。
これは楽曲がブルース形式をふんだんに盛り込んでいること、そして青江三奈の声質と歌唱がが完全にブルーノートに乗っているからです。もうあの有名なスキャットが耳から離れません。

一層味わい深いのが、全編をリードする硬質なベースギターであります。この音は誰もが知っているあのGS(グループサウンズ)のベーシストが弾いているのです。そしてこの人こそが60-70年代歌謡曲で活躍した影の大物なのです。

さて右は6年前ヨコハマを巡礼した時の写真です。もはや現代の伊勢佐木町には川内康範が描いた大人の街の面影はありません。名曲を記念した歌碑がひっそりと建っていました。 (2018.3.18院長)

 

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