ムッシュかまやつ 下駄をならして奴がくる

昭和50年かまやつひろしさんの唄です、作曲作詞は吉田拓郎さんなのですね。
私のムッシュかまやつ原体験の曲です。街やラジオでよくかかっていました。ムッシュは拓郎さんから楽曲を提供されたものの、歌詞が古臭いので嫌々歌ったそうです。図らずも、その感情を込めない無気力な歌唱が詞のより深い世界を表現することになり、人々の心を捉えたのです。
同じ頃アニメ「ギャートルズ」も作曲しています。こっちものんびり・ほんわかした感じです。ユルい雰囲気はかまやつさんの魅力ですね。
なおGSの時代、私はまだ赤ちゃんですからリアルタイムじゃありません。大学時代にGSを集めるようになって聴きました。スパイダースのかまやつ作曲では「真珠の涙」と「夢のDC8」が院長のお気に入りです(笑)
スパイダースの他メンバーはタレント・芸能事務所社長・プロデューサー・実業家などの道に進みました。ムッシュかまやつは生涯現役ミュージシャンであり続けたのです。幸せな人生だったのではないかと思います。戦後日本の大衆音楽の大部分を見守った偉大な音楽家の御冥福を祈ります。(院長)

(ところで、内科医として煙草はお勧めしませんよ。特に両切りは強いのでいけませんね。)

 

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