壁の飾りをかえました。
渚ゆう子「京都の恋」昭和45年5月作詞:林春生、作曲:ザ・ベンチャーズ
先月京都に行きましたら人が多すぎて辟易いたしました。これでは国内の観光客が減るはずです。今はどうなんでしょうか。
「ベンチャーズ歌謡」とは、エレキバンドのベンチャーズが日本風メロディを作曲した一連の歌謡曲のことなのです。和泉雅子と山内賢「ふたりの銀座」(昭和41)からの「星空の二人」「東京ナイト」、奥村チヨ「北国の青い空」(昭和42)、渚ゆう子「京都の恋」「京都慕情」「長崎慕情」、欧陽菲菲「雨の御堂筋」(昭和46)など。
本作はもともと1970万博に合わせてベンチャーズがインストの曲を作ったものに、フジテレビ社員であった林春生さん(1)が歌詞をつけたのです。
歌手は渚ゆう子さん、もともと沖縄民謡の歌手からハワイアンを歌っていた方です。この「京都の恋」で大ヒット、オリコン1位8週連続だったそうです。このあとベンチャーズ作曲「京都慕情」「長崎慕情」でもヒットしました。
ベンチャーズはアメリカのエレキバンドなのに、日本風メロディーを作っちゃうのですよ。むしろ純粋な日本歌謡曲を通り越した、「西洋人から見た日本」を表現しているように思います。ベンチャーズのインスト版はエレキシタールを使ってエキゾチックな響き、渚ゆう子版では琴が使われていて日本らしさをアピールしているんですよね。
演奏はベンチャーズではなくて東芝オーケストラということになっています。硬いベース音は限りなく江藤勲さんのような気がします。
ベンチャーズ歌謡の名作「京都の恋」、機会がございましたらぜひお聴きになってください。(2025.11.26 院長)
(1)林春生さんは他にも「雨の御堂筋」「ひまわりの小径」や、アニメ「サザエさん」「海のトリトン」「鋼鉄ジーグ」の主題歌も作っておられます。
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