ザ・ピーナッツ「ジングル・ベル/ホワイトクリスマス」

壁の飾りをかえました

ザ・ピーナッツ「ジングル・ベル/ホワイトクリスマス」編曲:宮川泰

 ザ・ピーナッツは双子のデュオです(1)。双子ということは声がほとんど同じなのでハーモニーがぴったり合うということなんです。ピーナッツはハーモニーはもちろんのことユニゾン(2)も美しいんですよ。ユニゾンからハーモニーに分離するところなんて聴いていて惚れぼれしちゃいますね。

 さてピーナッツは昭和35年から39年にかけて毎年クリスマスレコードを出していました。ただし毎年新録音したわけでなく、前年の曲を流用したり、モノラルやステレオなどバージョンが色々あるようです。この写真の盤はBS-7050(ステレオ)で、昭和39年11月発売です。ただしジングル・ベルは昭和37年録音、ホワイト・クリスマスは昭和38年の録音で、モノラル盤のEB-7238が38年11月に先行発売されていて(ジャケット写真は同じ)、39年にステレオ化で再発売したものです。クリスマスソングはぜひザ・ピーナッツの美しいハーモニーでお楽しみください。

 2021年もブログにおつきあいくださりありがとうございました。皆様よいクリスマスをお過ごしください、そして幸せな新年をお迎えください。2021/12/15(院長)

 

(1)ほくろのある方がエミ、ない方がユミ。歌のパートは主旋律がユミ、ハーモニーをエミが歌うのが通常パターンとのことです。

(2)ユニゾンは2人以上が同じ旋律で歌うこと。声が同じ双子だと、一人の歌手が同メロディを2回重ねて録音する「ダブルトラック」と同じ効果、つまり音の奥行きと複雑さ効果が得られます。

 

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