「春一番」は録音が2種類あります

今年も2月はこのレコードを飾っております(2016年2月のブログ参照)。この曲は寒さが底になり春が見えてくる時期に聞きたくなるのです。
さて「春一番」は録音が2種類あるのを御存じでしょうか?
一般的に知られているのは昭和51年のシングル盤(写真右)でこれは後発です。オリジナルは昭和50年LP「年下の男の子」1曲目に収録されたものなのです(写真左)。これが完全にロックなのであります。ドラム、特にハイハットにしびれますね。硬質なベースがリズムを引っ張り、キャンディーズには珍しいユニゾンのコーラスも硬派な印象を高めます。
当時、ファンからの要望が非常に高かったため、スタッフが社長の反対を説得してLPからシングルカットを実現させ爆発的に売れたというのは有名な話だそうです。
私は大人になってから知りました。ネットなどで検索して二つの録音を比べてみてください。(院長)
参考文献:レコード・コレクターズ 2011年 07月号

 

←前の記事「インフルエンザが流行」「冬の風物詩;心臓カテーテルの思い出と枝垂れ桜」次の記事→最新ブログ記事へ→

クリニックからのお知らせ