星組バウホール「銀二貫」

壁の飾りをかえました。いつもと違う場所に飾っております。

宝塚星組バウホール「銀二貫 梅が枝の花かんざし」

星組ホープ・稀惺かずと君と乙華菜乃ちゃんの初主演作品です。

「浪華人情物語」と書いてあるとおり、泣かせる人情物語です。

稀惺くん、演技も歌も本当に上手。乙華ちゃんのお芝居も健気で好感度大です。お二人ともこれからますます活躍されることでしょう。

この物語は、松吉(稀惺)の成長物語と、真帆(乙華)との恋物語を軸としています。そして様々な人情物語が繰り広げられるのがこの芝居の魅力なのです。

井川屋の旦那さん和助(汝鳥伶)の深い親心が泣かせます。梅吉(馳琉輝)との友情物語も泣かせます。馳君いい芝居するわあ。そして商人や職人たちが自分の仕事に対して矜持があります。井川屋の旦那(汝鳥)と番頭(輝咲玲央)、真帆の家の主人であり料理人・嘉平(朝水りょう)、寒天職人の大将半兵衛(碧海さりお)。皆己のプライドを以て仕事に向かう姿に心打たれます。

稀惺君と同期の彩紋ねお君、定七役の芝居も良かった、そして人形浄瑠璃で太夫(歌手)役を務めます。これが本当に心に沁み入る歌なのですよ。ここは必聴です。相方の藍羽ちゃんの歌も上手!

丁稚の亀吉、凰陽さや華君の演技もよかった。アホな丁稚になりきって芝居を盛り上げてくれます。

街の棒手振り大根屋/酒好きの寒天職人多助を演じる珀亜れい君、関西ネイティブのセリフ回しで全劇場中の笑いをとっていました。ぜひお見逃しなく!

全編を通じ、昔の大阪の言葉でつづられています。江戸時代の浪花言葉のセリフということですが、今の関西弁とは使う単語や語法が異なります。ですから現代の関西芸人の話し方ともだいぶ違うのです。院長が小さかった頃、昭和40年代ころにはまだこんな風に喋る人が多かったと覚えています。祖父母、親戚のおばあさん、街のおじさん・おばさん、そしてテレビでもまだこんな大阪弁を話していました。この劇を観て昔の大阪弁を思い出して懐かしく感じます。

人情あり笑いありの名作「銀二貫」機会がありましたらぜひとも御覧になって泣いてください。そして昔の大阪弁の世界も楽しんでください。(2026.6.25 院長)

 

カテゴリ 宝塚歌劇 2026年

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