月組 ガイズ&ドールズ

壁の飾りをかえました。

月組GUYS AND DOLLS 宝塚大劇場2025/7/26 ~9/7

原作は1950年のブロードウェイ・ミュージカル、大ヒットし、1955年にMGMから映画版も出ました。マーロン・ブランド、フランク・シナトラ、ジーン・シモンズ、ヴィヴィアン・ブレインが出演。宝塚版は1984年(月組、主演:大地真央)、2002年(月組、紫吹淳)、2015年(星組、北翔海莉)で再演。今回4回目の再演です。私は2015年のを見たことがあります。今回は旧作と歌詞やセリフなど含めて構成を変えているようです。

主役スカイ・マスターソン(鳳月杏)と娘主演サラ・ブラウン(天紫珠李)、そしてネイサン(風間柚乃)とアデレイド(彩みちる/彩海せら、ダブルキャスト)、2組の男女の恋物語を軸に話が進んでゆきます。

今の月組はトップさんはじめ渋面(シブメン)だらけ。「芝居の月組」と言われるだけあって、演技が細部にわたり凝っています。

トップスター鳳月さん熟練の演技、長い脚、そして男役の色気、カッコイイですね。天紫さんのサラは、まじめすぎて勘違いなところをしっかり演じて、他方ハバナで羽目をはずして酔っ払ったりして可愛いですね。院長が大好きな風間さん演じるネイサンもシブい。ダメ男っぷりが見事です。そして心の底ではアデレイドを愛しているのも良く伝わってきます。アデレイドとのやり取りがコミカルな面を加えてくれるのです、笑わずにいられない。

さてこの劇、脇を固める役者たちも見ものなんです。賭博場を取り締まるブラニガン警部、佳城葵さんの演技、この人はシブい、強面の刑事の面あり、少々バツの悪い場面など、絶妙な間の取り方、目配りをされるのです。あとシカゴからやってくる凄腕ギャンブラー、ビッグ・ジュール英かおとさんは長身でスッキリ、もっとイカレたギャンブラーっぽくやってもさらに面白くなるかもしれません。

ギャンブラーはスーツ男役たち、みんなカッコイイ。群舞は壮観です。ハバナ場面の客席降りも華やかで宝塚らしい。恋、ギャンブル、友情と面白要素たくさんです。

皆様、機会がありましたらぜひ月組ガイズ&ドールズご観劇になってください。(2025.8.6院長、事務長)

まきの内科クリニックは2025/8/11~8/17 お休みさせていただきます。8/18から通常診療いたします。みなさま厳しい暑さの中くれぐれもご自愛ください。

 

カテゴリ 宝塚歌劇

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