ロックンロールの名作「渚のシンドバッド」

暑いですね皆様お元気でお過ごしでしょうか。壁の飾りをかえました。

「渚のシンドバッド」ピンク・レディー 昭和52年作詞:阿久悠、作曲:都倉俊一 

 小学生だった当時、ピンクレディーは女の子だけが騒いでいて、男子にとっては興味の対象外でちょっと小バカにしていた、という雰囲気だったと覚えています。院長はその後ロックやリズム&ブルースなんかに出会って、長らく忘れていたピンクレディー、大人になってからロックの耳で改めて聴きますと魅力がいっぱいなんですよね(1)。

 都倉俊一得意のせり上がりストリングスと金管で豪華に飾られていますが、この曲の根本はシンプルなロックンロールなんです。バックのギターリフはおなじみの5度-6度です(2)。ギターの歪ませ具合(ディストーション)もロック的ですね。メロディー間の連結に凝ったコード進行を入れたり、そしてピンクレディー特有の裏打ちリズム、随所に都倉先生の技が光ります。ミー&ケイのハーモニーもすばらしい。シンプルな2声ながら実にロック的なところが味わい深い。ここは2人の声質の取り合わせも関係しているのでしょう。ブルーノートが要所に入っていてカッコいいいですよ(3)。おそらく当時の小学生はTVを見るだけではなかなかコピーできなかったのではないでしょうか?だから覚えるためにみんなレコードを買ったのですね。

 本当にロックンロールの名作だと思います。暑い季節ぜひこの一曲をお聴きください。 (院長)

 

(1)ピンクレディーの思い出話をすると必ずミーとケイどちらが好きかと問われます。院長はケイちゃん派です。

(2)ビートルズ”I want to hold your hand”チャックベリー”Johnny B Goode”などのバックのギターです。

(3)「ああ 渚のシン”ドバッド”」、「もうあなたにあな”たに溺れる”」のところなど。これがキャンディーズだと正統派お行儀のよい和音になるんですよね。

 

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