幸せの左富士と右富士

幸せの左富士・右富士
 学会で東京出張しました。帰りの下り新幹線で海側A席から珍しい「左富士」を見ることができました。上りなら「右富士」ですけど。
 新幹線と富士山と言えば 山側E席から見えるおなじみの姿ですが海側A席から見える場所があるのです。上り列車なら大井川の3分後に日本坂トンネルを抜けた直後から、下りだと静岡駅通過の1分後、安倍川を渡った直後から、30秒間だけ見えます。
 この区間だけ線路がほぼ南北に走行するため、海側座席から約50km離れた富士山が見えるのです。気象条件が揃った快晴の日だけ一瞬の幸せです。もう新幹線で昼寝できません。  (院長)

 左富士のいわれは江戸時代からあります。東海道五十三次「南湖の左富士」(現在の茅ヶ崎市)と「吉原左富士」(現在の富士市)の2か所のみであり広重の絵に描かれています。東海道で江戸から京に上ると右手に富士山が見えるのが普通ですが、道の進む方向によって偶然左側に見える富士山を「左富士」といわれました。

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